ティーブレンダー

紅茶は天候に左右される、不安定な農産物であるがゆえに、品質にばらつきが出がちでもあります。

どんなに管理の行き届いた農園でも、同じ品質の茶葉ができるとは限りません。

このような、ばらつきのある茶葉の品質を一定に保つためには、原料の茶葉の種類を混ぜ合わせて、ブレンドすることが必要になってきます。

この作業を行う人を「ティーブレンダー」と言います。

ティーブレンダーは、非常に難しい技術で、大変な訓練と努力が必要です。

茶葉によって違う特性を判定したうえで、その特徴を生かした配合を考えるというわけです。

ブレンドのやり方ですが、まず馴染みやすい茶をベース茶として考えます。
ベース茶が決まったら、そこに香りの強い茶葉や、色の美しい茶葉などをブレンドしていき、特徴のある紅茶に仕上げていきます。

紅茶の商品化は、このようにティーブレンダーによって成り立っていると言っても過言ではないわけです。

ティーブレンドをしてみよう

家庭でも茶葉のブレンドを楽しんでみましょう。

正確には、ブレンドではなくミックスと言います。
(完成されたもの同士を配合するのは「ミックス」)

完成された紅茶にさらに手を加えるのは、あまり好ましいことではないのかもしれません。

ですが、それも紅茶の楽しみ方の一つと言えるでしょう。

その際の注意点です。

オレンジペコー(OP)にダスト(D)などと、極端に大きさの異なる茶葉を混ぜるのはあまりよくありません。
缶ごとミックスしてしまうと、細かい茶葉は下へ沈み、大きい茶葉だけが上に残ってしまうため、均一な紅茶をいれることができなくなってしまいます。

同じサイズの茶葉を混ぜるのが好ましいです。

味的なことですと、例えばストロングタイプのアッサムにソフトなインド茶を混ぜるのは、非常におすすめです。

また、飲みなれている紅茶に、香りの強い紅茶を少し混ぜてみるのもいい試みだと思います。

混ぜ方は、どのブレンドでも最初は少しずついろいろ配合を変えてやってみましょう。

自分好みのミックスができれば、またひとつ紅茶が好きになることでしょう。

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