アイスティーについて

ホットティーと違い、香りや味が弱まってしまうのがアイスティーです。

それだけに、入れ方が難しいと言えましょう。

アイスティーを作る時の問題点のひとつに「クリームダウン」と言って白濁してしまうことがあげられます。

紅茶の透明な清涼感を打ち消してしまうものです。

これは紅茶を冷却する過程で、主成分であるタンニンやカフェインが凝結して起こる現象です。

つまり、タンニン・カフェインが多く含まれた茶葉を使った場合や濃く入れた場合には、クリームダウンが起こりやすくなります。

また、濃い目に入れた紅茶にすぐ氷を入れる場合も、すぐにクリームダウンが起こってしまいます。

ただ、クリームダウンが起こっても品質には全く影響がなく、体に悪影響を及ぼす恐れもありません。

逆手に取るならば、この場合はミルクをたっぷりと入れることで、濃厚なミルクティーを楽しむことができます。

これはクリームダウンが起こっても気にせず、むしろ積極的に楽しんでしまおうという発想です。

次項では美味しいアイスティーの入れ方をご紹介します。

コツをしっかり掴んで、おいしいアイスティーを楽しみましょう。

アイスティーのいれ方

ストレートティーの場合は、清涼感を残すためにクリームダウンを極力させないことが重要です。

1)ケトルに水を入れよく沸かす。水の量はホットで入れる時の半分の量にします。
  (1人分で160~180ml)

2)茶葉をティーポットの中に入れる(5g)。

3)ティーポットの中に沸騰した湯を入れ、約3分間蒸らす。

4)クラッシュドアイス(砕いた氷)をグラスの6~7分目まで入れる。

5)そこにポットの紅茶を上から一気に流し込む。

6)軽く混ぜながら氷を追加します。

ティーポットで2倍の濃さでいれた紅茶を、急速に冷やすことで、味や香りが逃げず清涼感のあるおいしいアイスティーを作ることができます。

勢いよくグラスに入れないと、クリームダウン現象を起こしてしまいがちなので気をつけましょう。

茶葉ですが、ダージリンのファーストフラッシュがおすすめです。
ややお高いですが、大変味も香りもよいので、アイスのストレートティーにピッタリと言われています。

アイスティーを手鍋でいれる

ダブル・クーリング法とも言われます。

作る過程で2度冷却することから、この名前がついています。

1)手鍋に水を入れよく沸かす。
  水の量は先ほどと同じで半分にします。
  (1人分で160~180ml)

2)茶葉を手鍋の中に入れる(5g)。

3)すぐに火を止め、ふたをして約3分間蒸らす。

4)クラッシュドアイス(砕いた氷)を入れた別の手鍋に茶こしを使いながら紅茶を勢いよく注ぎ入れ急冷する。

5)鍋をゆすって軽くかき混ぜる。

6)クラッシュドアイス(砕いた氷)を6~7分目まで入れたグラスに、冷却した紅茶を茶こしを使って、氷が入らないように気をつけながら注ぎ入れる。

このやり方も、2倍の濃さでいれた紅茶を急速に冷やすことで、味や香りが逃げず、清涼感のあるおいしいアイスティーを作ることができます。

先ほどと同じく、勢いよく手鍋に入れないと、クリームダウン現象を起こしてしまうので気をつけましょう。

ダブル・クーリング法はティーポットを使いませんので、この方があとの洗い物などを考えると、手軽な作り方と言えるかもしれません。

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